Q 現在、担当されているお仕事はどのようなものですか?
私は地域連携室の看護師として勤務しています。
地域連携というと、病院から在宅医療に移行される方の環境を整える、いわゆる退院調整を連想されることが多いです。でも実際に行うことが多いのは、現在進行形で在宅医療を受けている患者さんが、ご自宅でより良く安全に、より楽に過ごせるようにするための各種調整です。たとえば定期訪問以外のタイミングで具合が悪くなったときや不安なとき、訪問診療のタイミングを調整したり、ケアの内容や療養環境などを調整したり。また、何か療養上の心配ごとが出てきたときなどに、お話を伺って必要な対応をすることも主な業務となります。
Q なぜ三和クリニックに転職されたのでしょうか?
私の前勤務先は総合病院です。手術室や集中治療室、脳卒中センターなど、どちらかというとクリティカルケアの分野に身を置いていました。
転職した理由は、三和クリニックの存在を知ってwebサイトを覗きにきたとき、そこで目にした「病だけでなく人を診る」という言葉に惹かれたからです。急性期病院はどうしても治療優先・スピード重視になりがちで、人を見(看)たい気持ちがあっても、環境がそれを許さないという状況がありました。自分自身も人を看る看護に携わりたいという思いから、転職を決めました。
Q 地域連携室の看護師として、やりがいを感じるのはどんな場面ですか?
患者さんは、心配ごとや不安があるときに電話を下さいます。それをお受けして診療につなげることもあれば、お話をして少し提案などをさせていただくのみで落ち着かれ、「ありがとう」とお言葉をいただけるときもあります。直接的に看護や処置をする立場でなくても、対応の一つひとつが患者さんの平穏な療養の一端を担っていると思うとき、この仕事をしている意義が感じられます。
Q 入職後の教育体制やサポート体制について教えてください。
先輩方とのコミュニケーションが取りやすいため、不安なことや分からないことは聞きやすく、細かいことまで臨機応変にサポートしていただけます。
また、院長が自らトピックスを選んで開催する週一回ペースの勉強会がありますし、院外開催の勉強会や学会の開催情報も広報されます。勉強したい気持ちを後押ししてくれる環境があると思います。
Q 今後の目標を教えてください。
まだ入職して数ヶ月。まだまだ先輩に助言や指導をいただくことも少なくありませんので、まずは一人前になることを目標に、もっと成長していきたいと思います。
私はもともと地域医療に興味を持っていました。三和クリニックに興味を持たれる方も、きっと地域医療・在宅医療への、何かしらの強い思いを持っておられる方だと思います。もし一緒に働くようになったら、その方とも一緒に成長していけたらと思います。